robots.txt の確認方法。AI の検索を止めていないかを見る
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結論
サイトの URL の後ろに /robots.txt を付けて開き、OAI-SearchBot や PerplexityBot など検索用のクローラーに Disallow: / が書かれていないかを確かめます。ブラウザで開くだけなので、管理画面に入れなくても今日できます。User-agent: * の下の Disallow: / も、まとめて止める書き方なので一緒に見てください。
開き方は、URL に足すだけ
robots.txt は、クローラー(サイトを自動で読みに来るプログラム)に、どの URL を読んでよいかを伝えるファイルです。サイトの最上位に置くと決まっています。例えば https://www.example.com/robots.txt です。ブラウザのアドレス欄に入れて開きます。
サブドメイン(shop.example.com のように前に語が付く形)は別のサイトとして扱われ、robots.txt も別です。予約やネットショップを別のアドレスで動かしているなら、そちらも開きます。
ページが見つからない(404)と出たら、Google は robots.txt が無いものとして扱い、クロールの制限は無いとみなすと案内しています。
書いてあることの読み方
User-agent はどのクローラーへの決まりかを、Disallow は読まないでほしい場所を表します。よく見る形を 5 つ挙げます。読み方は Google の仕様と WordPress の資料をもとにしています。ほかの会社のクローラーの解釈が同じとは限りません。
- User-agent: * の下に Disallow: / : すべてのクローラーに、サイト全体を読まないよう伝えています。名指しの決まりが無ければ、Google 検索の Googlebot にも当たります。公開中のサイトなら、まず理由を確かめます
- User-agent: OAI-SearchBot の下に Disallow: / : 名指しで止めています。OpenAI の説明では、ChatGPT の検索の回答には出なくなります。行き先のリンクとしては出ることがあります
- User-agent: * の下に Disallow: /wp-admin/ : 管理画面の場所だけを止めています。WordPress が自動で返す内容もこの形です。公開のページは止めていません
- Disallow: の後ろが空 : 場所の指定が無い決まりは、Google の仕様では無視されます。つまり、何も止めていません
- User-agent: * と User-agent: OAI-SearchBot の両方がある : Google のクローラーは自分に一番詳しく当たるグループだけを使い、* のグループとは合わせません。ほかのクローラーの扱いは、それぞれの資料で確かめてください
探す名前は、検索用と学習用で分ける
この記事で見たいのは検索用です。ブラウザのページ内検索で、次の名前を探します。各社の公式の資料で確かめた名前です(2026 年 11 月 7 日時点)。
- OAI-SearchBot: ChatGPT の検索にサイトを出すためのもの
- Claude-SearchBot: Claude の検索の質を高めるためのもの
- PerplexityBot: Perplexity の検索結果にサイトを出すためのもの
- Googlebot: Google 検索のためのもの。Google の AI 機能に出すかどうかの読み取りも、Googlebot への決まりで管理します
GPTBot や ClaudeBot は学習に使われることがある内容を集めるもので、止めるかどうかは検索とは別に決められます。違いは「GPTBot は止めていい?学習用と検索用のクローラーの違い」に書きました。ChatGPT-User や Perplexity-User は人の操作で読みに行くもので、robots.txt が当たらないことがあると各社が説明しています。
今日、確かめる順番
順番は私たちの進め方です。
- 自社の robots.txt を開く
- User-agent: * の下に Disallow: / が無いかを見る
- 上の 4 つの名前をページ内検索する
- 見つかったら、その下の Disallow を読む
- 読むのが難しければ、無料の「AI クローラーの確認」(https://get1pct.com/tools/ai-crawler-check)に URL を入れる
- 止めていたら、すぐ消さず、誰がなぜ入れたかを聞く
最後の項目が大切です。開発中の設定が残っているだけのこともあれば、会社の方針で止めていることもあります。ただ、User-agent: * の下の Disallow: / は、名指しの決まりが無ければ Google 検索も止めます。これが見つかったら、後回しにせず今日聞くのが私たちの勧めです。聞き方の見本です。「robots.txt に次の行があります。User-agent: OAI-SearchBot、Disallow: /。ChatGPT の検索に出ないようにする意図で入れたものでしょうか。意図が無ければ消したいと考えています」。
robots.txt だけでは分からないこと
止めていないと分かっても、次のことは別の話です。
- 読まれない保証にはなりません。Google は、決まりに従うかはクローラーしだいだとしています
- CDN(配信を速くする仕組み)やサーバーの設定で止まっていることがあります。robots.txt では見えません。Perplexity の資料も、WAF(不正なアクセスを防ぐ仕組み)で許可が要る場合があるとしています
- 検索に出さない設定は別です。Google は、ページを出したくないなら noindex を使うよう案内しています。robots.txt で止めると、noindex が読まれません
- WordPress の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」は、開発者向けの資料によると、5.3 以降は robots.txt ではなくページの中の指定で伝えます。日本語の表示設定の資料には robots.txt の説明も残っています。robots.txt が正常でも、表示設定の画面で確かめてください
- 止めていなくても、AI の回答に載るとは限りません
直したあとの反映にも時間がかかります。OpenAI は、検索については robots.txt の更新から約 24 時間かかることがあるとしています。
確認のあとに
止めていなければ、次に見るのはページの中身です。今日直す場所を毎朝お届けするサービスを準備しています。登録はまだ始めていません。AI の回答に載ることは約束できず、CDN やサーバーの設定を見ることもできません。
出典
- Google: robots.txt の概要
- Google: robots.txt ファイルを作成する
- Google: robots.txt の仕様
- Google: noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する
- OpenAI: Overview of OpenAI Crawlers
- Perplexity: Perplexity Crawlers
- Anthropic: Does Anthropic crawl data from the web?
- Google: AI 機能とウェブサイト
- Google: Google のクローラーの一覧
- WordPress Developer Resources: do_robots()
- WordPress.org: 表示設定画面